低容量のWindows10パソコンやタブレットを所持していて、最も困る問題は大型アップデートです。容量32GBのPCだと初期の状態でも空き容量が10GB以下ということも結構あるので(自分の場合は4GB程)、通常のwindowsの更新を使ったアップデートの方法だとアプリを消したり不要なデータを削除したりしないといけないので、面倒だなと思う方は多いと思います。
そこで今回はアプリやデータを無理に消すことなくアップデートする方法を試してみたのでその方法をご紹介したいと思います。
目次
必要なもの
・空き容量が8GB以上のUSBメモリ(microsoft推奨) ← 自分の場合は8GBのUSBメモリしか手元になかったなのでそれを使いました
・外付けHDD(容量が大きければUSBメモリでもできるようです)
インストール前にやっておくこと
・ディスククリーンアップ
・データのバックアップ
・外付けHDDをNTFS形式にしておく
・VHD運用しているメディアを取り外す(VHD運用していない方やVHDって何っていう方は無視してください)
自分のパソコンの状況
・アプリ追加はパソコン購入時から若干した程度
・SDカードを使って記憶領域を増設(VHD使用)
・Cドライブの空き容量は3.79GB
アップデート方法
1、USBメモリにFall Creators Updateをインストールする
① windows公式からFall Creators Updateをダウンロード
② ダウンロードされたMediaCreationToolをダブルクリック
③ 同意するを選択
④ インストールメディアを作成するを選択
⑤ エディション、アーキテクチャを正しく選択(アップデートしたいPCのシステムから確認できます)
⑥USBフラッシュドライブを選択
⑦ インストールするUSBフラッシュを選択
2、更新したいパソコンでCreators Updateを実行する
① 作成したUSBと外付けHDDを接続する
② USBの中から setup を選択
③ 確認されるまで待って、次へを選択
④ パートAは完了しているはずなので、パートBで接続したHDDを選択して更新ボタンをクリック。その後パートA,Bともに「完了しました」になったら次へを選択
⑤ファイルを残すかどうか選択し、アップデートが完了されるまで待つ
インストール中起きたトラブル
・「PCに十分な容量があるかどうかを確かめております」のまま進まない
→ 12~13時間ぐらい放置で次に進めるようになった
・インストール中に途中で画面が真っ暗になった
→ 5~6時間放置していても進展がなかった為、電源ボタンを長押しで強制シャットダウン。その後電源を入れたら何事もなかったかのように進みだす(USBメモリと外付けHDDは接続したままにしておりました)
感想
今回行った方法だとUSBメモリや外付けHDDさえ持っていれば完了までの時間はかかりますが、アプリを消し入れしたりデータの削除を行わなくてもいいので、比較的簡単でした。
もし容量の少ないパソコンやタブレットを持っていてアップデートできなくて困っている方の参考になれば幸いです(^^♪