AX対応無線ルーター「ASUS RT-AX3000」と「BUFFALO WSR-2533DHP」の電波強度や通信測度を比較してみた

スポンサーリンク

この記事では購入したAX対応機のASUS「RT-AX3000」と以前から利用していた無線ルーターBUFFALO「WSR-2533DHP」の通信速度を測定、比較しております。

・ASUSルーターを購入してみたいけど電波がどの程度飛ぶか心配だという方

・AX対応機に交換した場合どの程度速度が出るのか気になっている方

には購入する際の判断材料になるとは思うので、よろしければ参考にして下さい。

「 RT-AX3000」と「 WSR-2533DHP」の測定環境

加入サービス

光1Gプラン

接続環境

ONU(プロバイダから貸し出されているルーター)から無線ルーターまでは有線LANで接続。

WSR-2533DHP はブリッジ接続(アクセスポイント接続)、RT-AX3000は2重NATでの接続環境で測定しています。

(RT-AX3000はアクセスポイントモードに変更したり、DMZや静的ルーティングを設定した環境であればもう少し速度は伸びると思います。)

計測位置

部屋の配置はざっくり下記の通り。

ルーターは2Fの部屋の左上角に配置し(本当は中央に置いた方がいいでしょうが配線の関係で無理なので)、通信速度と強度は①~⑦の場所で測定しております。

「RT-AX3000」と「WSR-2533DHP」の測定結果とレビュー

測定機器 iPhone12 Pro(AX対応機)

測定周波数 5G帯

測定位置 RT-AX3000 WSR-2533DHP
下り 230M 上り 195M 下り 246M 上り 110M
下り 202M 上り 175M 下り 199M 上り 188M
下り 302M 上り 227M 下り 315M 上り 141M
下り 157M 上り 154M 下り 59M 上り 38.2M
下り 246M 上り 110M 電波なし
下り 168M 上り 47.1M 下り 24.2M 上り 39M
下り 13.8M 上り 12.4M 電波なし

同階での通信速度はルーターの違いで極端に変わることなく、強度についても大体3(稀に2になることあり)はありました。

ただWSR-2533DHPでは受信機器の高さが微妙に変わったり、薄い遮蔽物(棚の中に受信機があるなど)があると同階でも通信が不安定になることがあったのですが、RT-AX3000に変更したことでその点は解消されたように思います。

 

1階での計測では通信速度の違いがルーターによって違いがかなりでました。

RT-AX3000のアンテナは縦に普通に立てたまま特に調整はしていないのですが、以前(WSR-2533DHP)では電波の届かなかった⑤・⑥・⑦で5G帯の電波が届いた(強度は1~2)ことにはちょっと驚きました。

 

測定周波数 2.4G帯

測定位置 RT-AX3000 WSR-2533DHP
下り 95.8M 上り 67.3M 下り 103M 上り 47.8M
下り 75.6M 上り 39.2M 下り 44.1M 上り 70.7M
下り 33M 上り 75.4M 下り 76.7M 上り 69.1M
下り 37.1M 上り 19.6M 下り 29.9M 上り 14.6M
下り 15.7M 上り 8.54M 下り 24.7M 上り 14.1M
下り 15.3M 上り 11.2M 下り 20.8M 上り 10M
下り 34.6M 上り 15.4M 下り 36.4M 上り 23.3M

2階では電波強度はどちらも3は出ており、上りはRT-AX3000の方が有利で下りはWSR-2533DHPが有利になる傾向がありました。

また何度か測定してみてましたがアンテナ調整をしていない状態では、RT-AX3000は真横への電波の飛びはあまりよくなかったです。(間取りの関係もあるかもしれません)

 

1階はWSR-2533DHPのほうが全体的に結果は良かったです。(RT-AX3000のアンテナ調整をしてないということが原因になっている可能性もありますが)

電波強度については両機種ともに測定地点④では2、測定地点⑤・⑥・⑦では1~2でした。

まとめ

・RT-AX3000に換えても特に2.4G帯の通信速度や強度の改善はみられなかった

・RT-AX3000に交換したことでAX対応機器での電波環境は評判通りかなり快適になった

 

以上筆者の使用環境での測定結果とレビューでした。

テキストのコピーはできません。
タイトルとURLをコピーしました