質問もあったので、Fire TV Stickの熱対策として「ヒートシンク」を取り付けるとどれくらい効果があるのか実際に調べたので、今回はその結果を記載していこうと思います。
ヒートシンクの材質による違い
アルミ
・価格が安い
・重量が軽い
・放熱能力が低い
銅
・価格が高い
・重量が重い
・放熱能力が高い
※上記はアルミと銅を比較した場合の特徴です。他の金属は対象に含んでおりませんでのご注意ください
購入検討したヒートシンク
1、アルミの重量の軽さを活かして、Fire TV Stickをサンドイッチにして冷やす場合
表
長方形の棒にギザギザの切込みが入っております
裏
裏面には両面のテープが事前についているので、簡単に貼り付けれます
Fire TV Stickに装着
4個のうち2個はPCで使用。残り2つをFire TV Stickにこんな感じで貼り付けました。
検証
実験環境
室温
27℃
設置場所
前後扉なしの木の3段オープンラック
バックグラウンドで起動しているアプリ
AirReciever
温度計測アプリ
CPU-Z
検証条件
10分ぐらい動画をつけた後、30分ぐらいアイドル状態で放置した温度を計測してみました。
ヒートシンク装着前温度
virtual_sensorの部分を基準に比較してみました。
実際に温度を見てみると、アイドル状態40.1℃と人肌より若干あたたかい程度。このサイズの機器にしては、悪くない温度だと思います。
ヒートシンク装着後温度
銅のヒートシンクを装着するまでは、ほぼ40℃前後だったのですが、ヒートシンクを装着した途端温度が目に見えて下がりだしたのでビックリしました。
数分後には37.2℃と装着前と比較して、2.9℃も温度が下がりました。
最後に
小さいヒートシンクを二つ貼り付けただけでこれだけの放熱効果を得ることができたので、ヒートシンクの数を増やすか、面積を増やして放熱能力を高めてやれば、もう2~3℃は温度を下げることも可能かなと思います。
熱による不具合や誤作動に悩んでおられる方は、外に貼り付けるだけで効果を得ることができるので、一考する価値ありです(^^♪