今回は新発売されることとなったアップル社製のApple TV 4Kと同じSTB(セットトップボックス)であるamazon社製のFire TV(1st)を比較していきたいと思います。
スペック比較
比較表
Apple TV 4K | Fire TV(1st) | |
容量 | 32GB
64GB |
8GB |
プロセッサ | A10X Fusion | MT 8173C |
フォーマット | ビデオ:4K(最大2160p、60fps)
オーディオ:HE-AAC、AAC、MP3(最大320Kbps)、Apple Lossless、FLAC、AIFF、WAV、AC3(Dolby Digital)、E-AC-3(Dolby Digital Plus)
写真:HEIF、JPEG、GIF、TIFF |
ビデオ: 4K(最大2160p、30fps)
オーディオ: AAC-LC、AC3(Dolby Digital)、eAC3 (Dolby Digital Plus)、FLAC、MP3、PCM/Wave、Vorbis、Dolby Atmos (EC3_JOC)
写真: JPEG、PNG、GIF、BMPオ |
ネットワーク | ・802.11a/b/g/n/ac(wifi)
・有線LAN(10/100/1000) |
・802.11a/b/g/n/ac(wifi)
・有線LAN(10/100) |
SDスロット | 無 | 有(Micro-SD) |
コントローラ | 有(バッテリー内蔵) | 有(単4電池×2) |
価格 | 32GB・・・19,800円(税別)
64GB・・・21,800円(税別) |
11,980円(税込み) |
各項目の詳細比較
4K画質
HDR・60fpsに対応しているApple TV 4Kに対してFire TV(1st)は対応していません。
その為配信されているものがHDR・60fpsに対応している映像であれば、Apple TV 4Kの方がより綺麗な映像を楽しむことが出来るでしょう。
プロセッサ能力
Apple TV 4Kに搭載されているA10XはAntutuスコアで222,713(iPad Proの数値)あります。一方Fire TV(1st)のMT8173Cのスコアは53,597と大分スコアに差があります。プロセッサだけで見た場合、Apple TV 4Kに分があるようです。
容量
Apple TV 4Kは最低でも32GBあるので余程アプリ・動画を詰め込まない限りは十分な容量を搭載していると思います。ただし内蔵ストレージなので後で追加という形は通常ではできません。一方Fire TV(1st)はストレージが8Gしかありませんが、MicroSDを使って容量を気軽に追加できるので容量に関する柔軟性はFire TV(1st)の方が高いでしょう。
ネットワーク
無線LANについては両者大した違いはありませんが、有線LANに関してはApple TV 4Kは1000Gの通信に対応している為、同時に大容量のデータをダウンロードした場合は有利だと思います。その為4K動画の視聴やアプリのダウンロードをする際にはApple TV 4Kの方が快適に行うことが出来るかもしれません。
まとめ
スペックも上がりApple TVもようやく4Kサービスに土俵入りしてきました。やはり発売日が新しいだけあり能力全般Apple TVに軍配が上がりました(スペックだけで見た場合)。ただし4Kに関するサービスはappleが後発なので、現状ではFire TV(1st)の方が使い易い可能性があるかもしれません。
FireTVの新作も近々発売されるという噂もあるので、スペックが判明し次第、また新商品同士で比較してみたいと思います。