ディズニー映画「モアナと伝説の海」を視聴したので、舞台モデルとなった場所からトリビアまでをレビューも交えて書いていきたいと思います。
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舞台モデルは?
ハワイがモデルだと思っていたのですが、ポリネシア全体が舞台モデルのようです。
改めてポリネシアをちゃんと調べてみるとおもしろかったです。
チリ領という知識はありましたが、イースター島がポリネシアに含まれているということは意外でした。
最近ではアメフトチームのオールブラックスが踊る「ハカ」というマオリの伝統ダンスで認知度も上っているとは思いますが、ニュージーランドもポリネシアに含まれております。
オールブラックスが踊る「ハカ」
モトゥヌイって実在するのか?
劇中で何度も主人公モアナが「モトゥヌイから来たモアナ」だといっていましたが、そのモトゥヌイという場所が本当にあるのか気になっていました。
調べてみたら、ニュージーランド北部にモトゥヌイという場所がありました。
関係性はわかりませんが、ポリネシアの地域にあるのでもしかするとここを参考にしたのかもしれませんね。
ちなみにこのモトゥヌイという場所にはメタノール工場で有名らしく、建設当時は世界一の大きさを誇っていたそうです。
追記
「モトゥヌイ」という言葉はタヒチ語で「大きな島」という意味があるらしいので、特定の地名から名前をとったのではなく単にモアナが暮らす大きな島をモトゥヌイと名付けストーリーを展開していった可能性が高いのかなと思いました。
情報を提供してくださった「クーバー3さん」ありがとうございますm(__)m
名前の意味は?
Moana(モアナ)
「モアナ」は海、水、湖を意味する言葉。
Maui(マウイ)
神話に登場する半神半人の名前。
火の神を意味することもある。
Heihei(ヘイヘイ)
めんどり、騒音、妨害を意味する言葉。
Tui(トゥイ)
糸や紐、それを使って縛ることを意味する言葉。
Tama Toa(タマトゥア)
直訳すると「トロフィーの男の子」とか「戦いに勝った男の子」という感じの意味だったので、半神であるマウイから釣り針を奪ったことや宝物を人から奪って集めているというキャラの設定からこの名前が名付けられたのかなと思います。
Kakamora(カカモラ)
「カカモラ」はソロモン諸島で語り継がれた神話の中の生物の名前。
彼らは森や洞窟に住み、森を守る存在として知られていました。人間に対する情はもっておらず、ときどき人を襲ってくることもあったということです。(このあたりから航海中のモアナ達を襲うキャラクターの名前となったのかなと思います。)
Te fiti(テフィティ)
te = 英語でいうとtheに相当する意味
fiti = 先祖、家系、血筋という意味にあたるということです。
海以外何もなかったところに母なる女神の島「テフィティ」が現れ命を生み出したという内容から
島を含む生物を生み出したルーツという意味で名前がつけられたのではないでしょうか。
テフィティについて情報を提供して下さった「*$нιно*」さんありがとうございます(^^♪
Te ka(テカ)
燃えるものを意味する言葉。
※意味はハワイ語やマウイ語の辞書から抜粋してきてはおりますが、もしかすると誤りがあるかもしれません。
なぜモアナが「海に選ばれたもの」となったのかを考えてみた
これは幼少時代にモアナがウミガメの子供を助けたことに原因があると思われます。
モアナより大きな鳥に襲われている子ガメを危険を顧みず助けたことを海が見ており、そのやさしさと勇敢さがあればマウイを改心させ、心を奪われたテフィティの怒りを鎮めることができると考えたからかもしれません。
作品の感想
一番気に入ったシーンは、マウイが登場してくるシーンですね。
とにかく今作では音楽が気に入りました。
作品を見た後数日は「You’re welcome~♪」という音が頭の中をぐるぐる回ったり、ふと口ずさんだりしていました(´▽`)
(Amazon Prime Musicの中にモアナと伝説の海 ザ・ソングスというサウンドトラックがあるので、Amazonプライム会員の方はそちらを利用すれば無料で聞けます。)
You’re welcome(俺のおかげさ)
あとは「We konw the Way」もよかったです。これぞPolynesian(ポリネシアン)って感じの音楽だったのでサントラが欲しくなりました。
We konw the Way(もっと遠くへ)
シナリオに関しては、ポリネシアン文化の特色がしっかりと取り入れられており、楽しめるだけでなく勉強にもなる作品でした。
例えば登場人物の名前に現地の言葉(ハワイ語かマウイ語かはわかりませんが)を使ったり、サラッとではありますがポリネシアの歴史や神話を劇中に入れてきたりと、本当にディズニーは巧みだなと感じました。
皆さんも是非「モアナと伝説の海」を一度視聴してみて下さい。きっと子供も大人も一緒になって楽しめる作品だと思います(^^♪