いちいち操作することなく、音声入力の切り替えを自動でしてくれるスピーカーを探しているという方はいませんか?(aux入力も利用する場合、切替をいちいち手動でしないといけない商品が多いので面倒臭いんですよね)
筆者もずっと自動で音声入力を切り替えてくれる手ごろなスピーカーを探していたのですが、中々見つかりませんでした。(高額商品を除く)
そんな折、以前購入した第4世代のEchoで音声入力切替をふと試してみたら、思っていた通りの挙動をしてくれることを発見!!
もしや音質に定評のある「Echo Studio」でも同じ動きをしてくれるのではないかと思い、セール中で安くなっていたので思い切って購入しちゃんと切替を行ってくれるかどうか試してみました。
今回は「Echo Studio」の音声入力切り替えが、実際にどのような挙動をするかについて記事をまとめております。
接続したい音声入力端子の種類
・Bluetooth
スマホやタブレットのアプリを利用してnasに保存しているflac音源を聴きたい
・3.5mm入力(aux入力)
以前当ブログでも紹介したレコードプレイヤーやテレビのスピーカーとして利用したい
実際に「Echo Studio」に機器を取り付けて、自動で入力端子の切替えをしてくれるかどうかをチェック
検証していく前に、手持ちのレコードプレイヤーはRCAでの接続しかできないので、RCAケーブルを3.5mm入力に変換するケーブルを接続します。3.5mm入力端子(aux入力)への接続をし終えたら、早速「Echo Studio」でも自動入力切替が上手く機能するかどうか試していきます!
↓購入した変換ケーブル
まず「Echo Studio」で3.5mm入力端子(aux入力)の挙動をチェック
まず「Echo Studio」で何も音を流していない状態からレコードプレイヤーを使って音楽を再生。
「Echo Studio」で利用している音量から特にボリュームの上げ下げをしたり音声入力の切り替えの必要もなく、適切な音量でレコードの音が流れることを確認。
次に「Echo Studio」で3.5mm入力端子からストリーミング音楽へ切り替えをする際の挙動をチェック
次に3.5mm入力を利用してレコードを再生した状態で「アレクサ」と呼び掛けて、ストリーミング音楽の再生が上手く切り替わるかをテストしていきます。
Alexaと呼び掛けてみるなり、いきなり問題発生!「ビー」っというノイズが鳴り、レコード再生中にはスムーズに音声入力の切り替えができないことが判明しました。ただレコードを停止し、数秒経ってから「アレクサ」と呼び掛けてみると問題なく反応してくれました。(Echoではなかった現象なので、ノイズの発生はRCA端子から3.5mmへの変換の影響かレコード独特の仕様なのかと思っています。)
レコードの再生をしっかり停止した後という条件にはなりますが、3.5mm音声入力からストリーミング音楽への音声入力の切換えは成功したとします。(レコードを鳴らした状態で急いで他の音声に切り替えないといけないシーンも本当は想定しづらいのですが一応テストということですので)
最後に「Echo Studio」でBluetoothの挙動をチェック
最後にストリーミング音楽再生中にBluetoothをスマホに接続し、スマホでnasの音楽をBluetooth経由で再生します。
これについてはEchoで事前に試していた通り、ストリーミング音楽を自動でとめてBluetoothでの音楽再生に優先的に切り替えてくれました。結果として「Echo Studio」でも「Echo」で試したように音声入力の自動切替を問題なくしてくれることが分かりました。
音声入力端子切り替え時の注意点
3.5mm→ストリーミング→Bluetoothといった順では再生中でも上手く自動で音声の切り替えをしていってくれましたが、この逆だと少し挙動がおかしくなります。(音声が上手くならなかったり、時間をおいて再生しないといけなかったりする。)
その為、何か再生中に音声入力の切り替えを行わず、一度音声を完全に止めてから切り替えるようにする方が快適に「Echo、Echo Studio」を利用することができると思います。
「Echo、Echo Studio」の音声入力切替の優先順位を考察
3.5mm入力で流している音楽は、ストリーミング・Bluetoothを利用しようとした場合に3.5mm入力からの音声を一時的にミュートしているようです。(何をしてからの挙動なのかよく分からないのですが、実際に3.5mm入力からの音声をミュートしますというような反応を「Echo Studio」がしました。)
またストリーミング音楽を流している最中にBluetoothで音楽を再生すると切り替わることからBluetoothの再生順位が一番高いかと思っていたのですが、Bluetoothの音楽再生からストリーミング再生への切り替えをしてみるとストリーミング音楽が再生されることからBluetoothと「Echo、Echo Studio」を利用したストリーミング再生の優先順位は同じなのかなと思います。
以上のことから筆者の環境でEchoとEcho Studioで音声入力の自動切替えを調べてみた結果、音声入力切替の優先順位は
【Bluetooth = Echoを利用したストリーミング音楽再生 > 外部入力端子(3.5mm)】
といった感じになっているようです。
(光音声入力端子は別途変換アダプタが要るのでまだ試しておりません。また試す機会があれば記事を更新していこうと考えております。)
まとめ
Echo、Echo Studioは音声入力を自動で適切に切り替えてくれる!!
仕事や作業中にBGM代わりとしてAmazonプライムミュージックやSpotifyを再生して聴いていることが最近多いのですが、音質のいい音源やレコードを聴きたくなる時もあります。その際、音声入力を意識することなく適切に自動で切り替えてくれるというのは何気に便利でした。
筆者のように入力端子を手動で切り替えるのが面倒臭くて、自動で入力端子を切り替えてくれるスピーカーが欲しいと思っている方は是非参考にしてみて下さい。