低スペックPCでもXPのPOS(ビットコインでいうところのマイニングみたいなもの)が出来ると聞いたので、POS専用に省電力&コンパクトなパソコンを今回組み立てて消費電力を計ってみました。
構成
【CPU】Celeron G3930T
【CPUファン】CC-01
【ケース】RAIJINTEK METIS
【電源】 FSP300-60GHS
【HDD】 MQ01ABF050 500GB
【OS】Windows10 HOME
※CeleronのT付モデル(省電力版)はCPU単体では販売していないみたいなので、マザーボード+CPU(G3930T)という組み合わせで購入しました。
この構成で仮想通貨XPのPOSはできるのか?
XPウォレットの起動の有無
問題なく起動しました(POS含む)。
起動時間
ウォレットの起動におよそ15分ぐらいかかるという結果になりました。
※メインPC(Haswell Core i3/メモリ 8G/SSD)では1~2分で起動
ついでにPOS通貨のウォレット同時起動が出来るか試しみました
利用した通貨
・XP(eXperience Points)
・Sprouts(通称もやし)
結果
同時起動可能
ただし、この構成では同時に立ち上げてしまうと起動時間が大幅にかかったので(30分ぐらい)、完全に一つのウォレットが立ち上がって別のウォレットを起動した方が結果的に早いと思います。
消費電力
起動時 | 25~28W |
アイドル時 | 19W |
ブラウザ起動時 | 21W |
仮想通貨XPウォレット起動 | 20W ⇒ 19W |
仮想通貨Sproutsウォレット起動 | 20W ⇒ 19W |
XP、Sproutsウォレット同時起動 | 21W ⇒ 19W |
※ワットチェッカーで計測
POSマイニング時はモニタが必要がないので、計測した結果ほぼ20Wの消費電力で使用できるという結果になりました。(1時間大体0.041円ぐらいなので、24時間1カ月起動しても電気代およそ300円)
通常使用するとしても、モニタ入れて50Wいかないことに驚き。。。
まとめ
低スペックのパソコンでもPOSはできるということでやはり問題ないようです。
ただメモリの消費はそれなりにあるので、メモリが2G以下のパソコンだと少し厳しいかもしれません。
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