国内でもテレビ分野でそこそこ名前が知れ渡ってきているTCLが低価格スマホ(TCL PLEX)を日本で発売したということで早速購入してみました。
使っていて低価格スマホのなかでもかなりサクサクと動作し好感が持てたので、TCL PLEXのメリット・デメリットや気づいたことをまとめて今回は記載していきたいと思います。
TCL PLEXの付属品と外観
付属品
・ケース
・充電ケーブル(TYPE C)
・充電ソケット
・説明書
・SIMピン
※イヤホンはついておりません
外観
背面は高級感のあるブラックで光の当たり具合によっては若干虹色っぽく変化します。個人的には同じ中国産格安スマホであるP30 liteよりいい感じに思えます。
右側面には上部にボリューム、下部に電源ボタン。
左側面にはSIMトレイとスマートキーがあります。スマートキーはシングルプレスとダブルプレスで分けて設定できるので多用する機能を設定しておくと便利です。
SIMスロットはnanoSIMとMicroSD(or MicroSIM)を入れることが可能。二つのSIM(DSDS)で運用したい方はMicroSDを利用することはできません。
下部には充電コネクタ(TYPE-C)とスピーカーがあります。スピーカーはステレオで音楽を再生してみると透明感のある音色で価格にしてはなかなかいい仕事をしていると思います。
背面カメラはトリプルカメラ(メインカメラ、低照度カメラ、超広角カメラ)となっておりフラッシュは二つ搭載されています。指紋認証は四角い形。
前面カメラは左上に設置されており画面がスッキリしています。
ベンチマーク(Antutuスコア)
3Dは若干弱いものの格安スマホのなかではかなりいい値をたたき出しております。
参考値としてHuawei(ファーウェイ)P30 liteの数値を挙げておきます。
CPU | 72698 |
GPU | 25194 |
MEM | 38406 |
UX | 38709 |
カメラモード
自動、動画、ポートレイト、スーパーナイト、プロ
低照度カメラが凄い
iPhoneXSは1.4µm、P20 proは1.55µmに対しTCL PLEXは2.9µmと少し前の高級機種のカメラのピクセルサイズと比較してもいいので、暗い場所で撮影しても低価格機種ながらかなり明るい写真を撮ることができます。
別アカウントで同時にログイン可能なアプリ
下記のアプリであれば2アカウントでログインできるので複数アカウントをお持ちの場合は便利です。
・Facebook ・Instagram・Messenger ・LINE
スマートキーで設定できる項目の紹介
TCL PLEXのいい点
・価格が安いのにUSBタイプCやwifiのacに対応している
・トリプルレンズで低価格ながらそこそこの写真を撮ることが可能
・写真を撮るとき暗くてもフラッシュなしでかなり明るく撮影が可能
・タップやスライドなど指での操作がかなり快適
・急速充電可能
・低価格機種でありながらヨーロッパ方面で利用されているバンドに対応している(以前はnova lite2が格安スマホでありながらかろうじて対応していたんだけどな)
TCL-PLEXのダメな点
・カメラのシャッター音がかなり大きい
・写真を撮るときぶれやすい気がする
・カメラ起動直後は画像がぼけるのですぐ何かを撮りたいときには不向き(ソフトウェアアップデート改善の余地あり?)
・MicroSDを使用したい場合はSIMが一つしか使えない
・AU回線を使う場合は対応していないバンドがあるので不便な可能性あり
・TCL PLEX対応ケースが他の格安スマホに比べると少し高い(今のところ2000円オーバーからしか販売されていません)
お勧めの購入場所
音声SIM同時契約を考えている方
上記3店ともgoo Simsellerでの購入になりますがセール期間やポイントキャンペーンなどでお得度が変わるので、購入される際は必ず3店チェックされることをお勧めします。
購入するときの注意点などは↓で記載しているので、よろしければ参考にしてください。
本体のみオンラインで購入する場合
発売されたばかりで価格差がそんなにないのでどこで購入してもそんな違いはないとは思いますが、個人的には初期不良時の返品のし易さや5%還元があり在庫もそこそこ豊富なのでAmazonでの購入をしております。
まとめ
カメラ回りが若干調整が必要かなと思う点やAU回線にはあまり向いていないという点はありますが、全体的にバランスよくまとめられており最近発売された格安スマホの中では一押しの機種です。
※バッテリーにこだわる方は以前にも紹介したZenfone MAX Pro M2もしくはZenfone MAXがおすすめです。